Collaboration Brew with 秋鹿酒造

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~NEW RELEASE ~  

ブルワリーは一年の中でも1月~3月の間は製造にも余裕が出てくる時期という事もあり、

コラボレーションブリューも頻度をあげて行っています。

コラボレーションによって自分たちだけでは広げられない可能性、新しい刺激を沢山受け、
共通の目標をもって一つの物を造ることが何よりも楽しく勉強になります。
先日からもう少しの間、コラボビールのリリースが続くと思いますが、お付き合いいただけたら幸いです。

『秋鹿酒造』×『 箕面ビール  』

「猿山鹿男(サルヤマシカオ)」

箕面のお隣、能勢町で蔵元みずから 米の栽培から手掛ける”一貫造り”で有名な「秋鹿酒造」さん。
徹底した農へのこだわりと新しいことに常にチャレンジされる精神は同じ醸造の仲間として、
とても尊敬する酒蔵さんです。また、大阪を代表する蔵元さんでご存知の方も多いと思います。


秋鹿さんとのコラボは今回2回目。前回は秋をイメージしてアンバーカラーでカラメルモルトを多めに使用しましたが、
今回は淡色モルトをベースにライトカラー。モルトやホップの配合からレシピをリニューアルしました。

 

猿山鹿男(このネーミング、最初はインパクト大でしたが言い続けると慣れてきまして、今ではシカオ!の存在。

なんだか成長していく息子の様な気持ちです)の一番の特徴は大事に育てられた秋鹿さんの山田錦の麹米を使っている事。

麹と一緒に届いた手書きのおさる。杜氏さんが書いてくれた札はとても愛を感じます♡

 

今回の仕込みはいつもより2時間早く6時スタート。

まずは今回の主役でもある米麹を火にかけて溶かしていきます。

 

 

底が焦げないように、また温度を一定に保ちながらひたすら混ぜる。

この作業、なんと約7時間。一時も目が離せません。

溢れんばかりの麹を慎重に…。

ニヤニヤが止まらないシムシム(*^^*)

 

工場いっぱいに麹の甘い香りが広がり、この日の気分はブルワーではなく杜氏⁉

そしてこのビールを語るに外せないのが、箕面ビールが何年もお世話になっている

ラーメン屋さん「みつか坊主」の斉藤さん。彼が猿山鹿男のフィクサーです。

みつか坊主は秋鹿さん同様、同じ北摂の豊中で開業し今では梅田にもお店を構える味噌ラーメンの人気店。

彼は味噌をはじめとする発酵というジャンルに魅了されて、造り手さんとの交流も広く深く

私たちにも色んな楽しい繋がりをくれています。

この日は斉藤さんとみつか坊主のスタッフさん、途中から秋鹿の航太朗くんも

酒の仕込を終えて駆けつけてくれました。

みんなで色んな話しをしながらの仕込でした。こういう時間に新しい発想や

これからの夢みたいな話が盛り上がって実現することもしばしば。

それがとても楽しい!

 

 

 無事に麹をタンクに投入し、後は発酵が順調にいくよう温度と品質管理をしながら

出来上がりを待ちます。

 

 

仕込終わりはみんなで集合写真^^

 

そして、仕込みから2ヶ月弱、発酵を終え低温でじっくりゆっくり熟成されたビールがこのたび発売となりました。

ビールの特徴を言葉でまとめてみますと「大事に育てられた秋鹿さんの山田錦の麹米を約10%使い、

麹の酵素を最大限に生かせるように仕込み工程ではなく発酵工程で投入していきます。

また、麹酵素によって今までの箕面ビールの中で一番、残糖がなくキレていますが、

決して軽くなく旨味があり飲みごたえのある仕上がりです。

イーストはセゾンを使い、ホップの主張は控えめに、素材を重視した設計です。
とてもフルーティで華やかな香りと、ほのかに残る米の風味と麹由来の複雑さ、そこに吟醸香の様な余韻も。
ぜひ温度によって覗かせる香りの違いもお楽しみください。

モルトと米麹の織りなす風味は日本でしか成し得ない、新しいビアスタイルだと思います。

秋鹿さんの日本酒にどこか通ずる風味も感じてもらえたら幸いです。

 

そしてそして、1回目から沢山のご要望をいただき、今回からボトルも造りました!


箕面ビールのキャラクターでお馴染みの”おさる”のデザイナー、木富くん(詳細はまたブログで)
が新しいキャラクターを書き下ろしてくれました。
スタッフ一同、すっごく気に入っている新しいキャラクター。

 

このような状況ではありますが、家飲みで猿山鹿男のほっこりキャラクターで

ほっこりしてもらえたら幸いです。